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2006.04.20

Naturaで無理矢理NPモード

このblogに以前からコンスタントに来ている検索パターンに、「NATURA DXコード」「DXコード偽装 NPモード」「NATURA NPモード 400」などの組み合わせがある。
検索意図はおそらく
「Natura SやNatura BlackなどNaturaシリーズのカメラで、なんとかISO感度400程度のフィルムでも(ストロボが自動発光しない)NPモードを使う方法が知りたい」
ということだと推測出来る。

NaturaシリーズのNPモードでは、カラーバランスの崩れた室内光でも綺麗に撮影するため、高感度ネガカラーフィルムが露出オーバーに強いことを利用して、常時おおむね+2段の露出補正を行っている(同時にストロボの自動発光はオフになる)。
だがそれはネガカラー用の解決法で、モノクロのネガフィルムやカラーリバーサルフィルムなら素直に適正露出にした方がいい。しかしNaturaにISO 1600未満(Classicaでは800未満)のフィルムを使った場合はNPモードが有効にならず、するとストロボがちょくちょく自動発光してしまい、用途によってはわずらわしい。
もしISO感度400のモノクロフィルムを1600と認識させることが出来れば、結果的にほぼ適正露出、かつストロボが勝手に光らない。だから、DXコードをどうにか偽装したい。
だいたいこういう流れだ。

特に、ここでは以前「Naturaでモノクロ」という記事を載せていて、その中でDXコードを加工しているといいながらも方法は示していないので、検索でたどり着いた人は「で、結局どうやるの?」と不満を抱いているかも知れない。
そう考えたらどうにも気になってきたので、実際の加工例を示すことにした。

DXコード加工前加工前。
手前がコダックのモノクロフィルムBW400CN(ISO 400)、奥がフジのNatura 1600(ISO 1600)。
DXコード部分(黒と金属地肌の市松模様)の違いに注目。


DXコード加工後加工後。
BW400CNのDXコード部分の塗装を一箇所だけ削り、金属部分をむき出しにしている。
カッターの背で大ざっぱに削っただけだが、通電さえすればこれでOK。
細かい解説は省くが、元がISO 400の場合には、この一箇所を削ることでちょうどISO 1600のパターンになる。他の場合(200を1600にするなど)には、マスクしたり削ったりと、ちょっと面倒。
そこまでやる人は自力で調べてみよう(笑)

R0011762sNatura Blackに装填してみる。
期待通りちゃんとNPモードにセットされている。
ちなみにカメラの下に置かれているのはコニカBigmini用のポーチ。ややきついがNatura用としても重宝する。


さて、では実際に撮影。
Fuji Natura Black, Kodak BW400CN, DXコード偽装, DS5400IIでスキャン後調整OK、ちゃんといけてるクマー。
アンダー気味なのはそういう風にトーン調整したからだクマー。


いささか古い記事だけど、念のためNatura Blogの「NATURAに他のフイルムを入れてみる」にTB。
そもそも、NaturaのすばらしいレンズSuper EBC Fujinon 24/1.9を、マニュアル志向のKlasseのボディに搭載したKlasse wide(仮称)でもあれば、多分こんな手間は掛けなくていいのだよな(笑)

追記:一応、年内発売予定のKlasse IIは28mmレンズ搭載なので、Klasse wideと言えなくはない。Naturaのレンズとは異なるけれど。

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コメント

はじめまして
NATURAを手にしてまだ間もないのですが
こちらを参考にして初・偽装してみました。
TBもさせていただきましたので、よろしくお願いします。
まだまだよくわかっていないので、またおジャマして
拝見させていただきますっ

投稿: yohco | 2006.04.26 20:48

はじめまして。
もしこの記事がお役に立てたようでしたら、書いた甲斐がありました。
偽装して云々、という話はちょくちょく出ても、実際にどうするかって意外とだれも触れてないんですよね(^^;

投稿: ataru | 2006.04.28 01:18

この記事へのコメントは終了しました。

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